
16年間第2六島クリニックの院長として、多くの透析患者さんを診させていただきました。そして考えるようになったのは、どうしたら透析をしないようにできるかいうことです。
透析患者さんは脳卒中や狭心症の合併が多いのですが、血圧、脂質、血糖のコントロールに工夫を凝らすことで飛躍的に改善しました。また、肺がん、胃がん、甲状腺がんなどの悪性腫瘍の合併率が高く、がん検診にも力を入れてきました。
高齢化し一人暮らしの患者さんが増え、介護が必要なときにはケアマネージャーさんと協力して介護や福祉を受けられるように奔走してまいりました。特に糖尿病は透析の原因の半分を占めており、脳卒中や狭心症の合併が多いのですが、透析導入前の早い段階から予防、治療していく必要性を痛感しました。
今後はこれまでの経験を生かし、地域の皆様の健康に少しでもお役に立てるように微力ながら頑張りたいと思います。どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
院長 片山 正哉
略歴
昭和61年 | 神戸大学医学部卒業 |
神戸大学循環器内科(旧第1内科)入局 | |
平成5年 | 神戸大学大学院医学研究科修了(医学博士) |
平成5~8年 | 済生会兵庫県病院 循環器内科勤務 |
平成9~24年 | 第二 六島クリニック(血液透析)院長 |
平成24年10月 | 片山内科クリニック 開院 |
所属学会
- 日本内科学会 総合内科専門医
- 日本循環器病学会 専門医
- 日本医師会 認定産業医
- 日本透析学会
- 日本糖尿病学会